辞められたら困る人の特徴はどんな人?
バリバリと仕事をこなして売上に貢献し、
社内の発展にも必要な優秀な人材。
会社にとって「辞められたら困る人」と
問われたら真っ先に思い浮かぶのが
このような人ではないでしょうか。
他にも
人望が厚く、周りから頼られる人
なんかも辞められたら困りますよね。
どこの会社にもムードメーカーみたいな
周囲を明るくする人がいますが、例え売上に
そこまで貢献していなくても貴重な存在です。
働く上で会社の雰囲気は大事ですからね。
役職者として重要なポジションにいる人
も辞められたら困る人材です。
リーダーとして部署を統括している役職者に
辞められてしまうと立て直すまでに時間が
かかりますし、会社自体の業務不振に
繋がる可能性もでてきます。
会社側としては、優秀な人が留まりたくなるような
仕組み作りをする必要があると思います。
辞められたら困る人こそやめる理由
なぜ辞められたら困る、優秀な人ほど辞めてしまうのでしょうか。
それにはいくつか理由があります。
・このまま会社にいても成長できる見込みがない
・キャリアアップしていきたい
・成果に対する報酬がない
・任せられる仕事量が増大する
・会社に不満があり変革できないと悟った時
優秀な人だからこそ、会社に求めるレベルが上がるので
応えてもらえないと留まる理由がなくなってしまうのです。
意見を受け入れてもらえず、創意工夫の余地がない
ルーティーンのような仕事が続けば成長する
見込みがないと思われても仕方のないことです。
将来を見据えて働いているのでキャリアアップ
したいと考える人も多いでしょう。
大きく結果を出しているのにそれに見合った
報酬がもらえないのは不満が溜まる原因になります。
日本ではまだまだ年功序列の考え方が強いですから、
結果に対する対価がきちんと支払われる体制に
変わっていかないと優秀な人ほど外に出ていく
流れは止められないと思います。
辞められたら困る人が辞めようとしている時の前兆
退職を考え始めた人には兆候が表れ始めます。
仕事に対する向き合い方が変わって露骨に態度に
表れればわかりやすいですが、そうとも限りません。
・積極的な発言をしなくなった
・雰囲気が暗くなった
・コミュニケーションをあまり取らなくなった
・退社時間が早くなった
こういった、周りからは
「ちょっと落ち込んでるだけかな?」
と見えるような状態でも、実は内心で
退職を考えているケースもあります。
会社と深く関わらないようにしているのが
わかれば注意深く観察してみるのがいいと思います。
実際、自分自身の経験に当てはめてみると
「辞めようかな」と考えている時は会社内での
立ち振る舞いはいつもと違っていました。
あまり明るい表現はせず、上司や同僚との
コミュニケーションも最低限にしたり。
些細な事かもしれませんが、辞めようと考えている
人には必ず何かしらの変化が表れますので
見逃さないようにすることが大切です。
これらを事前に把握しておくことで優秀な人材の
流出を防げるきっかけにもなります。
辞められたら困る人が退職しようとしたら
正直、退職を申しだされた時点で
「時すでに遅し」です。
辞める結論を出すまでに至ったわけですから、
相当不満が溜まっていたはずです。
ここで強引に引き留めたり軽はずみに給料を
あげるから残ってくれと伝えても、それまでの
対応や会社の体質を見限った上での申し出なので
火に油を注ぐ形になるでしょう。
なぜ退職しようと思ったのか?
会社としてはこの事実を真摯に受け止めて
愚直に改善していくのが長期的に優秀な
人材を確保していく結果に繋がるはずです。
会社目線と実際に働いている
社員の目線に乖離はあるものなので。
とんでもないパワハラ上司が1人いるだけで言論統制になり
言いたいことを何も言えなかったりするものです。
オープンに話したり何事も意見を伝えられる環境で
あることが何より重要なのではないでしょうか。
辞められたら困るくせに人を大切にしない会社
やりがいのある会社
働きやすい環境の提供
風通しのいい雰囲気
言葉で色々と述べているものの、実情は
全然違うなんてことはざらにあります。
サービス残業は当たり前、ワンマン経営に
パワハラ上司、きついノルマを課せられる…
これらは極端な例かもしれませんが、
少し当てはまる会社ならいくらでもあるでしょう。
そもそもブラック企業は人の代わりは
いくらでもいると考えてる場合が多いので
社員を大切に扱ってくれる可能性は低いです。
こういった企業でなくても、働いてる社員は
本音を話すわけではないので会社への不満は
少しずつ蓄積していきます。
知らぬは会社の上層部ばかりで、辞める機会を
伺っている人は意外と多いものです。
「辞められたら困るし、辞めて欲しくない」
もし上層部がこんな風に思われてるのであれば、
働いている社員に少しでも耳を傾けるべきです。
とは言え直接聞かれても答えにくいですから
匿名でアンケートなど実施すればいいと思います。
おそらく考えもしなかったびっくりする回答が
出てきて、すぐにでも改善しようと考えるはずです。
それだけ従業員が心の底で思っていることは
わからないし、表面化していないものなんです。
上と下では考えていることは違いますからね…
事前に対策を打っておけば優秀な人材が
外に流出するのを防ぐことができますので、
把握しておくことが重要になります。
まとめ
辞められたら困る人や、辞められたら困る人が
なぜ辞めてしまうのか?
これらについて伝えてきました。
結局は人と人同士ですから、相手を理解しよう
とする気持ちが大切なのかもしれません。
自分や社員のことを全く考えてくれてないと感じれば、
辞めるきっかけになりますからね…
しっかりと成果を出している人が報われて、
優秀な人材を守る会社が増えて欲しいと願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!