最先端研究

粉末の炭化ケイ素「SiCパウダー」ってなに?

炭化ケイ素とは硬度、耐熱性、化学的安定性に優れており、ダイアモンドとシリコンの中間的な性質
を持つ物体だといわれています。近年、この物質は半導体として利用されており、自動車産業なんか
では、将来的に燃費の向上ができるこの物質についての導入をすることを検討しているということです。

 

炭化ケイ素は今、粉末状のものであっても耐久性などがあるとして注目されています。ダイアモンドの弟
分といわれているような物質ですから、その硬度性は確かな物でしょう。さらに炭化ケイ素は粉末状にな
ることでさらに低熱でも膨張することや、化学的にも安定性を持つことなんかの特徴が出てきます。

 

SiC研究には1990年代から注目を集めていました。しかし、これは半導体としての利用価値を研究する
ためだったと考えられます。上記のような圧倒的な利点が分かっていながら、何故実用化されなかったのか
というと、それはその利点が霞んで見えてしまうほど当時は使いにくいものだったということなのです。

 

もちろん、研究技術の発達した今では様々な可能性が研究されています。これほど、利点が大きく実用
性のある物質なのに実生活に利用しないのはもったいないでしょう。現在ではシリコンなどよりもずっと実
生活に使えるのではないかとされ、炭化ケイ素などの物質はワイドバンドギャプ半導体として注目されて
いるのです。今ではモーターなんかにも用いられており、意外と今の実生活の中でも身近で見られるもの
ではないでしょうか。

 

企業でも取り扱っているところはあるでしょう。高級な物でいうと丈夫な釣り竿などにもこの物質が使
われています。つまり私たちの生活では意識していないかもしれませんが、炭化ケイ素に助けられて生
活できている部分があるのです。大手企業もこの物質を最近では採用して使い始めています。そう
いったものがネットを探すと詳しく説明されたサイトもあるので、ぜひ興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。